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さて昨日読んだ本
光文社 (2006.10)
ISBN : 4334741363
価格 : ¥680
文庫本裏表紙より
「金融再編の渦中、大日朝陽銀行は合併して誕生したが、前身銀行閥の対立で融和は進まなかった。そんな折り、暴力団がらみの不正融資を告発する匿名の電話が! 特殊部隊タスク・フォースの指揮官に任命された広報・峰岸貴之は、真相を探り「巨悪」に敢然と挑んでゆく。銀行員生活26年。実際に広報部員として不祥事に対応した著者が、情熱を込めて綴った傑作長編小説」
とりあえずご本人ブログはこっち。
この人の小説は知らなくても、97年第一勧銀総会屋事件を元にした役所広司主演の『金融腐蝕列島 呪縛』なら知ってると思うんですが。この人は広報部次長として実際の事件の混乱収集に尽力した人なんですよ。
2002年に『非情銀行』で作家デビューしてから、こうした銀行内部告発的なエンターテイメント小説を書き続けているわけです。
まあ作家畑の人ではないですからね。文章がどうって話を持ってくるとそこまでうまいわけじゃないんですが。
専門知識を十二分に生かした小説をかけるってのは、それだけで素晴らしいことだと思います。
とはいえやはり銀行小説。金融エンターテイメント。ミタケの周りに勧めるのは難しいです。
個人的には好きなんだけどなぁ。ううん、だからおっさんとか言われるんだろうか。
小説ってねー、自分じゃ絶対に触れられない世界に触れられる数少ない機会じゃないですか。映画も然りだけど。
だからさ、あたしは没頭するんだと思うんだよね。楽しいじゃん。へへへへ。銀行になんか多分絶対就職できないだろうしねー。
ある意味ファンタジーですよ。現代小説でも、ファンタジー。魔法はなくてもあたしにとっては魔法みたいなもんですよ。
明日はバイトか。
ちょっと憂鬱ですが、ファイトー、オー。