【小説】翳りゆく夏

　というわけで昨日今日で読んだのはコレ。

翳りゆく夏

赤井 三尋〔著〕
講談社 (2006.8)
ISBN : 406275469X
価格 : ¥730

　文庫裏表紙より
「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに”封印されていた真実”をつきとめる。第49回江戸川乱歩賞受賞作。


　基本的に江戸川乱歩賞受賞作とかかいてあれば無条件で買います。ラブミステリー。


　書評なんてことはできないので、適当な感想を適当に書いていこうかと。
　
　淡々淡々と進んでいくような社会派ミステリー。主人公と言い切っていいのかわからないけど「梶」の目線で一応進むんですが、過去を交えたり、娘の視線を交えたりと、結構動く。
　とはいえ頭の中でちょこちょこ整理していけばそんなに難しくないかと。ああ、なるほどねって感じのラスト。

　でもやっぱ安定してるなぁ、と普通に思いました。
　導入がうまいってのももちろんあるし、一貫して文章が揺らがない。
　でも逆に、途中でハラハラドキドキって感じを受けた場面がほとんどなかったかな。いや、そういう作品なんだろうけど、なんていうか、あたしの中では「もう一つ」感がちょっとあった。
　いや、うまいんだけどね。もちろん。読んで「あー、面白かった」と。






　はー。さてさて。
　最近忙しくてダメだねー。
　バイトや学校以外の時間にやりたいことは沢山あるのに、何だか面倒臭くて動く気がしないのよ。
　はああああ。


　それにしても、本当、久し振りに、ていうか半年ぶりくらいに恋する乙女モードです。
　寝ても醒めてもってやつです。
　あああ。こんな本読んでる場合じゃないって。




　そんな事より明日は映画に行く予定。やっとこさ観られる『カポーティ』です。
　『infamous』の方が観たいっていうのは秘密です。ダニエル・クレイグを観たいってのは秘密です。
　『冷血』はねー。やっぱ最初読んだ時は結構な衝撃を受けた覚えがあるからさ。若き日のあたしには強烈でしたよ。だからこの『カポーティ』が公開されると知った時は、映画館の予告編で一人狂喜乱舞しそうでした。

　
　だがしかし。
　財布には３千円しかない。
　25日まで、３千円で過ごさねばならない。
　そのくせそんな時に限ってみんな飲みだのなんだのに誘ってきます。
　うう。給料日さえ来れば８万入ってくれるんだけど。携帯代とか定期代とか差し引いても、５万は残るはずです。
　来月になれば新しいバイトの分も増えるので、まあ10万は越えてくれるし。ようやく免許取得代が貯まってくれそうな気配。春休みまでに30万貯まれば完璧ですね。

　
　車の免許とったら、次は大型二輪を目指すんだ。えへへへ。またお金貯めなきゃ。

　
　でも服欲しいなー。
　映画観たいなー。
　エアガン欲しいなー。
　もちろん本とか漫画も読みたいし。
　いい加減旅行にも行きたい。



　物欲の塊でごめんなさい。